攻撃手法と対策 のバックアップ(No.3)
クラウドサービス提供企業/利用企業に対する攻撃手法と対策を整理。なお、設定ミス等の内部要因についても攻撃手法として含める。
攻撃の目的から見た種類と説明 
- 情報漏えい
情報を盗み、それ自身を販売するパターン。例えば個人情報を1件いくらで売買する。
一般に公開してしまうとお金にならないため、本当であることを示すために一部を公開することはあっても、全件公開することは無い。
つまり、どれだけの情報が漏えいしているか、全体は分からない。 - 仮想通貨の漏えい
仮想通貨を盗むパターン。広義には情報漏えい・改ざんの一種になると思うが、一般の情報漏えいと異なり被害範囲が明確なことや、攻撃の仕方等が異なることから別パターンに分類。 - 強請・詐欺
データを人質(物質?)に金銭を要求したり、送金先情報を別の口座に替えさせるパターン。
今のところ、クラウドサービスに特化した攻撃よりは、ランサムウェアやBECのように、PCやメールを対象としているものが多い。
今後は、メールサービスがクラウドサービス主流になりうることや、クラウドサービスの種類が増えていくこと等から、増えてくる可能性がある。 - サービス停止
サービスそのものを停止させるための攻撃を行うパターン。クラウドサービス自身にDDoS攻撃を行い利用できなくするようなものもあれば、アカウントを乗っ取った後、データを全て削除してしまうようなものもある。